著者
安井 雅明 榎本 浩之 守安 一平 中村 吉秀
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.47, no.7, pp.7_42-7_48, 2009 (Released:2012-03-27)
参考文献数
3

21世紀の現在,地球環境問題への対応も含め,スクラップアンドビルドから既存ストックの有効活用が促進されている。阪神甲子園球場は大正13年に開設された鉄筋コンクリート造の歴史的価値のあるストックである。今回甲子園球場は,歴史と伝統の継承のため,建て替えではなく既存躯体を生かした全面リニューアル工事を行うこととなった。本稿では,リニューアル工事における耐震補強,耐久性改善工事を中心に,その概要と実施工について報告する。

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神宮球場も甲子園球場のように改修を。 「甲子園球場リニューアル報告書」 ↓ https://t.co/mrnWmk3bbA #神宮球場の改修を求めます #明治神宮外苑再開発の見直しを求めます
@TzMj96oP4wTUKYl 耐震補強は改修でも可能だと思います。日本の建築物はほぼ最新の設備に建替える、が基本で残す発想はありません。そろそろ改修で活かす方向の建物があってもいいはず、と考えています。 https://t.co/FbssPE0NZ9
@mamono_jingu 甲子園についてつらつらとネットを見てたら、コンクリート学会さんの記録が見つかりましたので貼っておきます やはり、シーズンオフ×2が基本の工事期間だったようです https://t.co/r1KxOZEhFV ビジョンやLED化等の細かなリニューアルは、その後も随時実施されてますね!

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