著者
鎌田 彰 清水 幸夫 伊丹 誠慎 宮崎 裕道 寺本 哲
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.32-49, 1990-02-01 (Released:2013-04-26)

京葉線東京地下駅は, 現東京駅の南側, 都道406号の地下に建設中の大規模な地下駅である。横須賀線シールドトンネルは, この地下駅と直角に交差する構造物であり, 地下駅完成時には地下3階の床版で支持されるが, 施工途中においては掘削, 露出および仮受け工が必要となった。営業旅客線シールド構造物の仮受け工は前例のない試みであり, 綿密な事前設計, 施工計画および施工管理のもと, 慎重に施工が行われた。仮受けは, トレンチ掘削による耐圧版下受け工法により行われたが, 掘削中および仮受け中のシールドの挙動計測と予測せぬ変状に迅速に対処することを目的として計測制御システムを導入し, 厳しく管理を行った。

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@_omote @chiba_aruaru 先に総武快速線=横須賀線が地下を走っているので、京葉線は更にその下を掘ることになりました。 また八重洲側には、首都高速も地下を走っていますのでそちらもその下に。 https://t.co/yGlbtWVwhI https://t.co/FVJWWYnHbM
京葉線東京駅ホームの地下3階に横須賀線が走っているのだが、東京駅建設にあたって営業中の横須賀線のシールドトンネルを一旦地中にてむき出しにして、ジャッキで仮受けしていたというすごい工事 https://t.co/6uaADpC4yA https://t.co/Me5dh1vS8d

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