著者
高橋 圭太
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.50, no.10, pp.1029, 2014 (Released:2016-09-30)
参考文献数
3

女性の第二次性徴の発現を促す女性ホルモンとして知られるエストロゲンは,その他にも骨代謝や心臓血管系への作用等の幅広い生理活性を有している.臨床では,更年期障害の治療に用いられているが,乳がん誘発等の副作用があるため使用は制限される.なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.1) Acconcia F. et al., Mol. Biol. Cell., 16, 231-237 (2005).2) Adlanmerini M. et al., PNAS, 111, E283-290 (2014).3) Hammes S. R., Levin E. R., Endocrinology, 152, 4489-4495 (2011).

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エストロゲン受容体は核内受容体といわれているけれど、細胞膜にも存在し、卵巣での黄体形成に関わっているらしい。 https://t.co/S8lnjIwA8P https://t.co/qWe4vLnheU

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