著者
中原 一有 立石 敬介
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
雑誌
日本消化器内視鏡学会雑誌 (ISSN:03871207)
巻号頁・発行日
vol.65, no.10, pp.2217-2230, 2023 (Released:2023-10-20)
参考文献数
32

急性胆囊炎に対する胆囊ドレナージ法には,経皮経肝ドレナージ,内視鏡的経乳頭ドレナージ(endoscopic transpapillary gallbladder drainage:ETGBD),超音波内視鏡下経消化管ドレナージがある.ETGBDは生理的ルートを介した非観血(非穿刺)手技であるため,抗血栓薬内服などの出血傾向例や腹水症例に対しても施行可能である.しかし,胆囊管を通じた手技は難易度が高く,手技成功率が低いことが課題である.ETGBDを安全に成功させるためには,ETGBDの基本手技を習得し,さらには手技困難例への対応策を身につけておくことが重要である.

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こ、これは…! 経乳頭的胆のうドレナージ(ETGBD)習得を目指すすべての内視鏡医に読んでほしい論文。これなら自分もできるかも…と思わせてくれます。 急性胆囊炎に対する経乳頭的胆囊ドレナージの手技と工夫 日本消化器内視鏡学会雑誌 2023 年 65 巻 10 号 p. 2217-2230 https://t.co/moLtuOjG6B

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