著者
山上 実紀
出版者
一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
雑誌
日本プライマリ・ケア連合学会誌 (ISSN:21852928)
巻号頁・発行日
vol.35, no.4, pp.306-310, 2012 (Released:2013-01-11)
参考文献数
29

要 旨 医師は, 様々な感情を抱きながら診療を行っているが, そのことはこれまであまり語られてこなかった. 本稿では, それを可視化する概念として, 感情労働という言葉を紹介する. そして, 医師の職業ストレスやコミュニケーション能力を考えるうえで, 感情労働という視点を用いる意義について論じる.

言及状況

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@e_zu10 医療現場では、説明の方がまだ適切ですね。お願いだと、完全に医師の感情が介入しますので。 医師の患者にたいする感情としては共感以外は特に必要とされていません。 こちらも、そこら辺に一部だけ言及しているので、読んで見て下さい。 https://t.co/xKCzH8nvDV
@NabeGotetu @kireboku 診療の場で行うべきことではないと認識します。 医師を対象とした感情労働研究があるので、よければそちらの論文を読んでみて下さい。少しだけ言及されていますので、https://t.co/xKCzH8nvDV 共感は診療にはとても大切ですが、それ以外は特にメリットは得られないんですよね。
「…本稿では,それを可視化する概念として,感情労働という言葉を紹介する.そして,医師の職業ストレスやコミュニケーション能力を考えるうえで,感情労働という視点を用いる意義について論じる. 」「感情と労働― 医師の感情に焦点をあてる意義」 https://t.co/PIixUVcvEI

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