著者
内村 公大 鹿野 和彦 大木 公彦
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.120, no.Supplement, pp.S127-S153, 2014-08-31 (Released:2014-12-26)
参考文献数
114
被引用文献数
6

鹿児島湾沿岸は現在もリフティングを続ける地域であるが,湾奥にあってマグマが集積して隆起している姶良カルデラ縁や,開析が進んだ姶良や国分の谷などで,リフトを充てんする火砕流堆積物と湖沼成堆積物,内湾~浅海堆積物が観察できる.このサクセッションは,鹿児島リフトのリフティングと火山活動,そして海水準変動とが連関したプロセスの中で形成されたもので,複雑な火山堆積システムをなしているように見える.いまだ未解明な点が多々あるが,島弧内リフトの火山堆積システムを紐解くひとつの事例として観察すると,思わぬことが見えてくる可能性がある.

言及状況

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Yahoo!知恵袋 (1 users, 1 posts)

似ていると思います。 どちらも大陸地殻に引っ張りの力がかかっているようです。 なのでカルデラ火山が形成されているようです。 南九州は沈み込む海洋プレートがロールバックしているのではないでしょうか。 鹿児島リフトが形成されてカルデラが発達しているようです。 ニュージランド北島のタウポ火山帯では、海洋プレートに大陸地殻が引きずり込まれているそうです。構造浸食なのかもしれません。 ...

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編集者: Gofukuji
2018-07-30 13:15:58 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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