著者
下 和弘 松原 貴子
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.57, no.3, pp.260-266, 2020-07-25 (Released:2020-09-04)
参考文献数
13

疼痛の悪循環を形成する「不活動・機能障害・抑うつ・社会生活への不適応」は「フレイル」状態と一致するところが多く,高齢者の疼痛を予防・改善する取り組みはフレイルを予防・改善する取り組みと共通している.すなわち,低活動量,低栄養,不活発な生活を是正する必要があり,運動療法と栄養療法,それらを組み合わせたライフ・スタイル管理が基本となる.運動療法では対象者の身体機能や身体活動レベルを評価し,対象者に応じた運動や身体活動を適切に選択する必要がある.

言及状況

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・高齢者の疼痛予防運動 (レベルに合わせた運動療法) 疼痛緩和に運動が良い、というのはご周知なことかと思いますが じゃあ有酸素運動?筋トレ?負荷はどれくらいがいいの? 皆さんわかりますか? 僕はわからなかったので↓で勉強しました(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎ https://t.co/1FdwTB9XJZ
非常に興味深いデータ。 テレワークで慢性的な痛みに悩む方々増えているけど、若い人は運動しすぎても...よく臨床でもみる。 https://t.co/e6yqZwT2Qc https://t.co/itBi6ybZwD
届いた老年医学会雑誌みてたら、高齢者の疼痛管理とケア、という特集がありまして。 ひょっとしてと思ったら、大学同期の、下(シモ)の総説がありました。ご興味ある方どうぞ! 4.高齢者の疼痛予防運動(レベルに合わせた運動療法) https://t.co/23n1mWRD0l

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