著者
佐々木 一郎
出版者
公益財団法人 損害保険事業総合研究所
雑誌
損害保険研究 (ISSN:02876337)
巻号頁・発行日
vol.78, no.1, pp.113-134, 2016 (Released:2019-04-05)
参考文献数
13
被引用文献数
1

家計が直面する様々な危険を処理するうえで,民間損害保険会社等の任意保険は重要なリスクマネジメント手段の1つである。だが,現在のわが国の学校教育現場では,リスクや損害保険について学ぶ機会はほぼ皆無である。損害保険の知識不足のために,損害保険商品の価値が過小評価され,本来であれば加入しておいたほうがよいと思われるケースにおいても未加入のまま,損害保険が有効活用されないことも考えられる。 本研究では,民間の任意自動車保険に焦点を当て,自動車保険の主観的知識量と未加入行動との関係をロジットモデルにもとづき分析をした。分析の結果,自動車保険の知識量が多いケースと比較して,保険知識量が少ない場合,未加入率が約2.5倍高くなることが示された。実証分析結果より知識不足のために未加入が誘発されている可能があることを踏まえると,中学・高校等における学校教育現場での保険教育のよりいっそうの充実が重要である。

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同志社大学の教授の論文(2016年)によると、20代の任意保険の未加入率は25.3%。先のアンケートの40%は過大にしても、予想以上に未加入率は高いようだ。 https://t.co/YYEkJng0PO https://t.co/gyfuYf2uvV
https://t.co/qfAdDQ4pub この論文によると、12,3%で任意保険に入っていない人がいる。 つまり、10回事故ったら1回は任意保険に入っていない人に当たる。 まぁ、事故なんて一生に1回あるかどうかな気もするが。
高い安い云々ではなく、リスクを理解出来ていないままに任意保険に未加入な方が多いってことかな。 https://t.co/zP4gdLKlGl https://t.co/jfFGpdY3yQ

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