著者
梅田 巌 飯田 孝一
出版者
宝石学会(日本)
雑誌
宝石学会誌 (ISSN:03855090)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1-4, pp.3-11, 1990-11-30 (Released:2017-01-16)
被引用文献数
1

宝石用ダイヤモンドに、研究用原子炉または電子線線型加速器を用いて放射線照射処理を行い、人工的に着色させた。また熱処理も行って変色させ、一つひとつの石の処理前後の変化を自記分光光度計で測定した。用いたダイヤモンドは、天然ダイヤモンドのカットストーンと結晶原石が主で、一部に透明度の低い黄色い合成結晶ダイヤモンドの原石を含めた。放射線照射処理および熱処理の良い条件の下に、無色の天然ダイヤモンドを、青色から緑色、レモンイエローからゴールデンイエローの美しいファンシーカラーダイヤモンドに人工着色することができた。

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@Shinnosuke0529_ 宝石類、みんな着色して高価になるかも。。。 ダイヤ → ファンシーカラーダイヤモンドとか。。。 https://t.co/iH5wHXYjht

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