著者
大東 祥孝
出版者
一般社団法人 日本高次脳機能障害学会
雑誌
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) (ISSN:13484818)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.293-301, 2013-09-30 (Released:2014-10-02)
参考文献数
17
被引用文献数
1 1

高次脳機能障害における「気づき」の障害について述べた。1)なぜ「気づきの障害」を問う必要があるのか,2)認知と意識の障害はどのような関係にあるのか,について考察したのち,エーデルマンのニューロン群選択淘汰理論とそこから導出された意識論に言及し,一方で,最近の動向から,意識関連の三つのネットワークについて述べ,こうした構想から,気づきの障害としての病態失認について考察することを試みた。

言及状況

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とりあえずこの辺を読んでみる。 J-STAGE Articles - 「気づき」の障害 https://t.co/jhv9TdaYOF J-STAGE Articles - 高次脳機能障害の awareness https://t.co/iBjXbZYpRg J-STAGE Articles - 高次脳機能とアウェアネス https://t.co/Dwd8D4UNp1
大東 祥孝. 2013.「気づき」の障害 https://t.co/h5C2FFD8hP 「認知と意識は乖離しうる。」 これは面白かった。人の脳には、対象を知覚して認知もしているが意識はできないという状態があるという話。

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