著者
福田 拓哉
出版者
九州産業大学 人間科学会
雑誌
人間科学 (ISSN:24344753)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.80-88, 2021 (Released:2021-03-26)
参考文献数
21

本研究は,松本山雅FCの支援組織である山雅後援会の「Yell事業」に着目し,その持続可能な社会的事業の特徴と運営方法を分析したケーススタディである。分析の結果,この事業は直接的な参加者をはじめ,サービス利用者である住民や行政までもが経済的かつ社会的な価値を享受できる枠組みがその成功要因であることがわかった。その背景には,この事業への参加がクラブの経済支援と障害者の社会進出や環境負荷の低減につながるというストーリーが広く地域社会で共有されるに至った努力の過程が存在する。

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Yell事業ってあまり関心が無かったのだけれど、これほど地域貢献度の高い活動だったって事知らなかった。 SYNECO様ありがとうございます。 https://t.co/VEUxlsKKQw
風間さんが間に入らなかったらゴミ処理費用が年間200万かかってたよって論文 "サポーター主導型プロサッカークラブ支援組織における持続可能なソーシャルビジネスのマネジメント:松本山雅後援会YELL事業の事例" https://t.co/NXoopthZST
福田拓哉(2021) 「サポーター主導型プロサッカークラブ支援組織における持続可能なソーシャルビジネスのマネジメント:松本山雅後援会YELL事業の事例」, 人間科学 3(0), 80-88, 九州産業大学人間科学会. https://t.co/nCEwtOl6vE #松本山雅 #山雅後援会 #株式会社しんえこ #ソーシャルビジネス

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