著者
萩田 賢司
出版者
公益財団法人 国際交通安全学会
雑誌
IATSS Review(国際交通安全学会誌) (ISSN:03861104)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.221-230, 2022-02-28 (Released:2022-02-28)
参考文献数
17

新たな電動モビリティの安全性の課題を検討するために、原動機付自転車、自転車、車いす等が関係した交通事故に関して、ヘルメット、走行位置、縦断勾配、尾灯、前照灯、運転免許の有無に着目した分析を実施した。ヘルメットは、高速での衝突時に効果が高いこと、車種ごとに縦断勾配別事故発生割合が変化すること、尾灯、前照灯の見えやすさが不足している場合があること、運転免許保有者は自転車通行方法の遵守割合が高いことなどが示され、新たな電動モビリティの安全面のさまざまな課題が推察された。

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@asahicom 警察庁によると、2022年に自動車に衝突されて亡くなった自転車利用者は240人、重傷を負った自転車利用者は5,068人で計5,308人。 2017~2020年の4年間では、普通車と衝突した自転車利用者の約6割が車道上で被害にあっていました。 https://t.co/WvQrVpAtgX https://t.co/7aS9en8ppO https://t.co/cgrGmX5NLA
@kuma1206 十分な検証データではありませんが 下り坂は事故リスクの要因の一つです https://t.co/SIduDBVUnE https://t.co/OFTlBZmNoZ
_φ(・_・ メモ J-STAGE Articles - 原動機付自転車や自転車の事故から想定される新たな電動モビリティの安全面の課題 https://t.co/YxWKowns8x

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