著者
渡辺 満久
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌ATOMOΣ (ISSN:18822606)
巻号頁・発行日
vol.55, no.10, pp.577-581, 2013 (Released:2019-10-31)
参考文献数
8

安全な原子力施設は再稼働してもよいが,原子力規制委員会による厳しい安全審査が必要である。現状では地盤のズレへの対応は困難であり,これに厳しく対処した敦賀原子力発電所における規制委員会の対応は全く適切であった。ただし,問題を敷地内活断層に矮小化するのではなく,周辺活断層の性状や敷地で起こりうる現象を正しく評価することが重要である。下北半島の原子力施設の安全審査などにおいて,規制委員会の真価が問われる。

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論文としては、原子力学会誌の東洋大学渡辺教授(変動地形学)の論考 日本原子力学会誌,Vol.55,No.10(2013) とかありますね。 https://t.co/pFqyuEUpk6 原子力規制委員会の活断層評価 張り子の虎ではないのか?
@shiraumeizumi https://t.co/6Q5qiqc9aZ
続き「それによって,想定すべき地震動が決まってくる」 渡辺満久氏の「原子力規制委員会の活断層評価 張り子の虎ではないのか?」 https://t.co/75wmb2brM6

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