著者
木島 佑一 山本 洋一
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌ATOMOΣ (ISSN:18822606)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.156-160, 2016 (Released:2020-02-19)
参考文献数
7

日本原子力研究開発機構(原子力機構)では,包括的核実験禁止条約(CTBT)国内運用体制の下で国際監視制度(IMS)施設のうち放射性核種の監視のための観測所及び公認実験施設を整備し,運用を行っている。また,IMS観測所から得られる放射性核種観測データの解析及び評価を行う国内データセンターも整備し,運用を行っている。本稿ではCTBTの概要と原子力機構の活動に関して解説するとともに,これまで国内の放射性核種観測所で得られた観測結果のうち,2013年2月の第3回北朝鮮核実験を含む特異な人工放射性核種観測事例を2つ紹介する。

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中国の大気中の核実験は23回、 処理水の放出は中国の核実験時に日本に降った放射性物質に比べたら全く問題ないだろうな。 北朝鮮の核実験でも人工の核種が検出されているみたい まったく、どの口が言うのか… https://t.co/mR6pG99sbn https://t.co/X7IibfqcV2

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