著者
藤井 賢一
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌ATOMOΣ (ISSN:18822606)
巻号頁・発行日
vol.61, no.10, pp.716-720, 2019 (Released:2020-04-02)
参考文献数
12

2018年11月にメートル条約にもとづいて開催された第26回国際度量衡総会において,国際単位系(SI)の定義を大幅に改定することが採択された。これによって,SIの根幹をなす7つのSI基本単位のうち,キログラム,アンペア,ケルビン,モルの定義が基礎物理定数にもとづく新しい定義へと移行した。特に,キログラムについては国際キログラム原器による定義が廃止され,130年ぶりにその定義が改定された。本稿ではプランク定数にもとづくキログラムの新しい定義の概要について解説し,定義改定の影響について述べる。

言及状況

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キログラムは原器からプランク定数に変わりましたが、それを説明する理論はないというこいうことでよろしいでしょうか? プランク定数にもとづくキログラムの新しい定義 130 年ぶりの定義改定とその影響 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjb/61/10/61_716/_pdf/-char/en

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ワット天秤についても産総研がjstageでわかりやすく書いてくれてるね。 https://t.co/mBqXTD7abs
ここが参考になる。 ジョセフソン効果以外の、ここの端折っている部分は高校物理で導出できるので。 https://t.co/7EiwbCq44K
https://t.co/1xlsl6Z3FN

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