著者
岩下 剛
出版者
社団法人 におい・かおり環境協会
雑誌
におい・かおり環境学会誌 (ISSN:13482904)
巻号頁・発行日
vol.42, no.6, pp.413-419, 2011-11-25 (Released:2016-04-01)
参考文献数
6
被引用文献数
1

自動車の走行状態および停車状態で車室内のオゾン,粉塵,超微粒子の濃度を,全外気導入モード,再循環換気モードの 2つの条件で測定した.登坂中のトラックの後方を走行中,車室内粉塵濃度は大きく上昇した.全外気運転中のオゾン濃度I/O比は再循環運転中のI/O比よりも高かった.乗員4名の状態で,車室内CO2濃度を計測したところ,全外気運転では CO2濃度は 600〜800ppmであった.その後,再循環運転を開始すると,CO2濃度は15分で3800ppmに達した.室内空気質の悪化が運転パフォーマンスへ及ぼす影響を検討する必要がある.

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ずっと内気循環にしていた。それで長時間の運転で眠気が出ていたのか。

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ずっと内気循環にしていた。それで長時間の運転で眠気が出ていたのか。 / “J.JapanAssociationonOdorEnvironment Vol.42No.62011 413 - 特 集 一 自動車車室内のにおい・空気質…” https://t.co/jfvc3SxPvM

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