- 著者
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山根 承子
- 出版者
- 行動経済学会
- 雑誌
- 行動経済学 (ISSN:21853568)
- 巻号頁・発行日
- vol.3, pp.156-159, 2010 (Released:2011-05-17)
- 参考文献数
- 3
本稿ではリファレンスグループの内生的設定を行う相対所得モデルを作成し,その妥当性を実験室実験によって確認した.本モデルは心理学の知見を利用しており,(1)リファレンスグループはパフォーマンスに影響する,(2)その影響の方向には個人差があると考えていることが特徴である.実験の結果,本モデルの妥当性は支持され,新しい相対所得モデルとしての可能性が見出された.