著者
丸山 勝也
出版者
Brewing Society of Japan
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.105, no.7, pp.432-439, 2010 (Released:2016-01-21)
参考文献数
6

節度ある飲酒として純エタノールに換算した場合,1日あたり20g程度が適量とされている。これはどのような医学的根拠から導かれるのか,飲酒家にとっては興味を惹かれる問題である。本稿ではアルコール関連障害の診断,治療を行ってこられた専門医にお願いし,アルコールの作用,アルコール代謝と個人差ならびに関連疾患について医学的側面から簡潔に説明して頂いた。更に,その知見から導かれる病気にならない飲み方についても解説して頂いた。特にアルコール依存症の早期発見や予防のために,自己診断によるスクリーニングテストは有用である。

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おおおお、あらためて勉強になった…! 自分自身の体質として確かに腸が弱く、大体疲れていると胃腸からやられる。 そしてお酒の吸収と代謝の仕組みを考えると、嫌いじゃないけど焼酎(蒸留酒)で悪酔いしちゃう理屈と合ってるのよね。 自分の体にあったお酒と飲み方、大事。 https://t.co/2mc5XT4nxD
節度ある適度な飲酒とは https://t.co/zu8pvhLPXe
アルコール換算で、日本人は年間6.5Lのアルコールを摂ってるそうな。よく飲む。 #今日の論文 『節度ある適度な飲酒とは—飲酒の功罪—』 日本醸造協会誌 Vol. 105 (2010) No. 7 p. 432-439 https://t.co/EvTQR2ixe0

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