著者
畑中 唯史
出版者
Brewing Society of Japan
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.111, no.7, pp.431-436, 2016 (Released:2018-07-30)
参考文献数
8

睡眠障害は脳血管疾患,鬱病,全死亡に対するリスクの1つとされ,臨床的重要性が非常に高い。そればかりでなく,寝不足による生産性の低下が大きな経済損失をももたらすとの報告もある。海外と比べ,日本人は平均睡眠時間が顕著に短いばかりでなく,睡眠障害を抱える人の多数の存在が明らかになっているが,現在のところ,その対処が遅れている。筆者らは,日本人が古くから主食とし,安全・安心に摂取できる米に着目して,米由来タンパク消化物の機能性解明に取り組んでいる。その一環として,睡眠障害改善と関連があるセロトニン-N-アセチルトランスフェレース活性に着目した解析を行った。この結果,米由来タンパク消化物がこれを活性化することを明らかにし,予想される機構を提示した上,睡眠障害改善につながる可能性を示した。

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8/100 【 睡眠障害改善 】 ✔︎メラトニン ・睡眠ホルモン ・発酵乳ホエーがNAT活性⤴︎ ✔︎米糠タンパク消化物 ・NAT活性化  → HO-1、Nrf2遺伝子発現⤴︎  → 還元型グルタチオン活性化  → 抗酸化ストレス、薬物解毒作用 ✔︎展望 ・白米由来タンパクで代用 https://t.co/O1dgDaWMgl https://t.co/J2ixJvhJPx

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