著者
中川 七三郎
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.82, no.10, pp.680-683, 1987-10-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
3

佐渡を代表するものといえば, おけさ, 金山, トキとともに佐渡味噌がある。この佐渡味噌は, 味噌の種類からいっても, 仙台味噌, 信州味噌とともに日本の代表的米 (辛) 味噌の一つである。佐渡が対島暖流の影響で比較的暖かく, 味噌の原材料の自給は勿論, 桶・樽材の生産, そして製品味噌の船便移出など, 味噌産業の興隆に好条件に恵まれていた。本稿では, その佐渡味噌発展のバックグランドについて解説していただいた。

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明治の北海道開拓では、佐渡島からも数万人が移住した。さらに、佐渡は北海道から石炭や木材を九州に運ぶ日本海航路上にあったので、帰りの空船で安く運べる佐渡味噌の生産が急増したという、意外?な産業への影響が。 #今日の論文 『佐渡味噌の沿革』 https://t.co/d3uJw40ClE https://t.co/Kz6DD9PeiI

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編集者: Raccoon Japanese
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