著者
日臺 健雄
出版者
比較経済体制学会
雑誌
比較経済研究 (ISSN:18805647)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.1_19-1_31, 2015 (Released:2015-01-27)
参考文献数
36

近年,ロシアや中国など新興国の経済発展を「国家資本主義」概念を用いて分析する研究が増加しているが,そこでは理論的な検討が不十分なままに当該概念が用いられる傾向にある.本稿では「国家資本主義」概念について,経済理論として初めて用いたヒルファディングから,革命後のロシアに適用したレーニンを経て,発展途上国に適用した日本の「国家資本主義論」学派に至る理論的な系譜を,学説史的な観点から概観していく.

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@sdcat2 @asahi 少なくともここには書かれてない https://t.co/QG1qd27zSn
@ykubota68646994 @asahi 共産主義について何も知らないのに……想像中の概念を批判する意味がありませんよ。ソ連を何時自分は共産主義社会だと宣言したの?レーニンが言ってたのは「ソ連=国家資本主義」ですよ?冷戦は「国家資本主義」同士の利益紛争です。 https://t.co/8fMs8Qnpvr https://t.co/0Hl6wfihqN

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