著者
後藤 晃
出版者
日本魚類学会
雑誌
魚類学雑誌 (ISSN:00215090)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.359-362, 1985-11-28 (Released:2010-06-28)
参考文献数
7

淡水カジカ類の一種カンキョウカジカの第1背鰭棘と第2背鰭軟条にそれぞれコード番号を符した後, それらを組み合わせて除去することによって個体識別する方法を考案し, またそれを自然河川個体群に適用することによって有効性を検討した.その結果, 本マーキング法は体長50mm以上の個体に容易に用いることが出来, 魚の運動能力にほとんど影響を与えることがなく, 組み合わせによっては数千個体の識別が可能であり, かつ, 永久マークとなるので極めて有効なマーキングの方法であると判断された.

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1 1 https://t.co/Ct3ffUyK60
湿地帯中毒で失敗してた鰭を切り分けての個体識別法ってどんなの?という質問メールが。参考にした論文はこれです Goto(1985)魚類学雑誌,32:359-362(PDF → https://t.co/gpq4t7XhSz)。カジカは背鰭が2枚あるんだよね。。

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