著者
二瓶 正登 北條 大樹
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.61, no.8, pp.701-707, 2021 (Released:2021-12-01)
参考文献数
21

多様な領域においてベイズ的な統計手法を使った研究が増えている一方で,心身医学やその関連領域である精神医学や心理学において,そうした研究は多くない.この理由として,ベイズ統計を用いることによって,どのような知見を得ることが可能かを解説した文献が少ないことが考えられる.そこで本稿においては心身医学領域においてベイズ的手法が重要な知見を与えられることをネットワーク解析と統計モデリングという2つの観点から述べたうえで,先行研究の概説を行った.また,ベイズ統計を心身医学領域の研究者が行う際に留意すべきことについての議論も行った.

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この辺の自分の問題意識はここで少しだけ書いてます https://t.co/0Fq8zdX0TM
これの続編と個人的に思って書いたのがこちらです。こっちのほうが実は初学者向けなのかもしれない。 J-STAGE Articles - ベイズ統計の心身医学領域における具体的活用法 https://t.co/jakgCokNRf
すからーの通知でオンラインに出ていたことに気づく。ベイズというよりモデルの話をしてます。よろしくどうぞ J-STAGE Articles - ベイズ統計の心身医学領域における具体的活用法 https://t.co/jakgCokNRf

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