著者
角田 裕之 長塚 隆 原田 智子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.67, no.8, pp.410-415, 2017-08-01 (Released:2017-08-01)

鶴見大学が2015年9月より開講している履修証明プログラム図書館員リカレント教育コースは,司書資格を有する現職の図書館員のために最新の知識や技術を学習するプログラムである。図書館員に対する研修は,国立国会図書館や日本図書館協会における研修があり,一部の大学でもリカレント教育が実施されているが十分とはいえない。本学では春季(4月~7月)と秋季(9月~2月)に各6科目ないし7科目を履修できるように開講している。6科目の単位取得が認められると計120時間になり,文部科学省が推奨する履修証明制度の条件を満たし,本学学長名の履修証明書(専門司書)を取得できる。授業は火・木曜日の夜間と土曜日の午後に行い,4名の教員が担当している。開講して2年が経過するが,現職の図書館員への教育プログラムをさらに浸透させてゆくためにはその内容をさらに見直し拡充することが必要と思われる。

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図書館員のリカレント教育、すでに色々あったんですな~。 https://t.co/akgzLap6ic
会誌「情報の科学と技術」2017年8月号 鶴見大学履修証明プログラム「図書館員リカレント教育コース」の現状と課題……角田 裕之,長塚  隆,原田 智子 https://t.co/BxWuByVvOZ

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