著者
柳瀬 寛夫
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.58-63, 2020-02-01 (Released:2020-02-01)

図書館家具の地震対策は,建築全般の耐震性能とあわせて総合的に対策を練らないと,安全性は確保できない。「構造体」から伝わる「非構造部材」の揺れ方は一様ではなく,思いがけない被害をもたらすこともある。「家具」に留まることなく,「非構造部材」全般に渡って幅広く被災事例を知ることで,相互に関わるきめ細かな耐震対策に気づけるようになる。書架においては転倒防止を第一とし,建築側の状況を踏まえて適切な方法で床や壁などに固定する。また書架を軽くするため本の落下はやむを得ないと考えるが,頭より高い位置に重い本を置かない,避難路の確保を考えておく,棚への戻しやすさなど,対策しておくべきことは多い。

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「本の落下の許容性」として多角的な視点から述べるべき内容を「見事に全落下させ、棚崩壊まきこまれ人的事故を防いだ図書館ならではの凄技」と一方的に表現するのは違うのでは。https://t.co/TfWFrUIzXa https://t.co/h6ym3NnQAd
@tcOoRMCWoYgxn8M @m_toyoasihara 図書館ごとに事情がいろいろあるでしょうから、ここに紹介されている(他にもあるでしょうし)複数の選択肢の中から最適なものを選んでゆくことになるのでしょう。 https://t.co/ZoYnX6Rw1a
"書架の転倒防止を第一に掲げた場合,強い揺れにより本 が落ちるのはやむを得ないと考える。重量が軽くなること で揺れ幅が減り書架転倒のリスクは減るからである。" 、ということでしっかり対策されているということでFA https://t.co/tt5bmnrmkR https://t.co/VW4lr99hIp
なるほど、やはり倒れないのが最優先ですね。 J-STAGE Articles - 図書館家具の地震対策 https://t.co/enQZp71RHY でも配架めちゃくちゃ大変だろうなぁ…と思うのである(前に一部だけ落ちたとき大変だった)
本の落下を許容することで棚ごと転倒するリスクを回避する、という考え方があるらしい。なるほど。 https://t.co/ViHxctxnKI https://t.co/uJrdmNRYCe
会誌「情報の科学と技術」2020年2月号 特集:図書館家具の地震対策…柳瀬 寛夫 https://t.co/hCSIYBxv1G

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