著者
大向 一輝
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.70, no.6, pp.284-289, 2020-06-01 (Released:2020-06-01)

本稿では,インターネット上でハイパーテキストを実現するための情報システムであるウェブが,人々のコミュニケーションや社会のあり方に対してどのような影響を与えたのかについて議論する。とくに2010年代に普及したスマートフォンやSNSによって,ウェブと人々の関わりが緊密になったことが情報の信頼性を高めると同時に炎上やフェイクニュースの原因となる点について指摘した。また,ウェブの今後の課題について「法」「規範」「市場」「アーキテクチャ」の観点から議論する。

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“「ウェブらしさ」を改めて考える-2010年代のウェブと社会-” https://t.co/rTO0tJNRcP
会誌「情報の科学と技術」2020年6月号 特集:「ウェブらしさ」を改めて考える-2010年代のウェブと社会-…大向 一輝 https://t.co/eX2AwGt7mX

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