著者
棚橋 佳子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.70, no.7, pp.344-348, 2020-07-01 (Released:2020-07-01)

機械学習や深層学習等のAI技術を取り入れて,データベース提供サービスを充実させることは,コンテンツ業界において,スタンダードになりつつある。本稿ではAI技術が高品質のコンテンツと融合することで見られる変化を,コンテンツ・プロバイダーの立場から考察する。ユーザの関わりや観点からAI技術とコンテンツの融合がもたらすインパクトを3つのパターンに分けた:1)製品やサービスの中にAI技術を組み込むことによる“製品+AI技術組み込み型”,2)コンテンツの製作過程にAI技術を組み込む“AI技術間接享受型”,3)ユーザとコンテンツ・プロバイダーが協働でAI技術を駆使し業務改善を実現する“AI駆動・個別構築型”。本稿では,これらの事例を概観する。

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会誌「情報の科学と技術」2020年7月号 特集:AI技術と高品質コンテンツの融合による課題解決の取り組み:コンテンツ・プロバイダーの立場から…棚橋 佳子 https://t.co/7ZzSQGvpz1

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