著者
加沢 知毅 宮本 大輔 後藤 晃彦 朴 希原 福田 哲也 神崎 亮平
出版者
日本神経回路学会
雑誌
日本神経回路学会誌 (ISSN:1340766X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.89-102, 2015-09-05 (Released:2015-10-30)
参考文献数
49
被引用文献数
2

現在の超並列スパコンの発展は,昆虫脳程度の神経回路ならほぼリアルタイムの詳細シミュレーションが可能な計算力を提供しつつある.ここでは,並列化によって提供される膨大な計算力を昆虫脳シミュレーションに適用するために我々が開発してきた技術的進展とその応用,すなわち NEURON シミュレータの並列・最適化を中心に,それを使用した単一ニューロンのパラメータ推定,ボトムアップで再構成する触角葉神経回路シミュレーションやトップダウンで設計する画像認識の機能をもたせる神経回路構築などを紹介する.

言及状況

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"昆虫全脳シミュレーションへむけて —その構成技術と進展—"

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https://t.co/Nd1eWcpeiO この記事を途中まで読んで力尽きた。 スパコンを使っても昆虫の脳のシミュレーション位が丁度いいのか。 まあ昆虫の脳の神経細胞は一つ一つの神経細胞が高度な機能を担っていてそれを考慮して計算する必要があるとは書いてあるが。 昆虫の脳=スパコンを考えると今のAI凄いな
ato de yom https://t.co/om1JwaMVq3

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