著者
岸田 和明
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.54, no.8, pp.439-448, 2011 (Released:2011-11-01)
参考文献数
8
被引用文献数
1 2

本稿の目的は情報検索研究における評価方法の歴史的な変遷を概観し,評価の高度化のために探究されるべき課題を論じることにある。最初にクランフィールド実験・TRECという2つの画期的な検索実験を紹介する。これらは現在の検索実験の標準的な枠組みを提供した。次に,検索実験における評価指標について論じる。特に,順位付き出力の評価用に開発された平均精度について詳しく説明し,その問題点を議論する。最後に,評価尺度としての「適合性」概念について述べ,その客観的な解釈と主観的な解釈との相違を明確にする。

言及状況

外部データベース (DOI)

はてなブックマーク (2 users, 2 posts)

[science][university][エレクトリック][図書館]

Twitter (8 users, 11 posts, 6 favorites)

@sjduchridh 一部の計算機科学分野だとそうなのですが(自分もそう習いました)、Precisionのことを精度と言うのがむしろ一般的なようです (https://t.co/VfTl7Wfq0D P442)
昨日寝れなくて「検索」について調べててこれ読んでたhttps://t.co/H7R9vINzmT
特許検索に従事している身としては、こういうこともしっかりと押さえておかなければならない。:情報管理 情報検索における評価方法の変遷とその課題 http://t.co/o69keUyP
特許検索に従事している身としては、こういうこともしっかりと押さえておかなければならない。:情報管理 情報検索における評価方法の変遷とその課題 http://t.co/o69keUyP
[science][university][エレクトリック][図書館] / “情報検索における評価方法の変遷とその課題 - JOHOKANRI : Vol. 54 (2011) , No. 8 p.439-448” http://t.co/kHvjlpD6
[science][university][エレクトリック][図書館] / “情報検索における評価方法の変遷とその課題 - JOHOKANRI : Vol. 54 (2011) , No. 8 p.439-448” http://t.co/kHvjlpD6

収集済み URL リスト