著者
高橋 匡 平尾 啓
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.58, no.10, pp.745-754, 2016-01-01 (Released:2016-01-01)
参考文献数
12

近年,社外の技術やアイデアを社内に取り入れるオープンイノベーションを活用し,技術開発を行う企業が増えている。このような背景を受け,筆者らは2014年度「PAT-LIST研究会」活動において,顧客ニーズに即した技術開発を自社で行う(自前主義)か,他者と提携して行う(オープンイノベーション)か,どちらが得策かを検証する情報解析手法を開発した。本稿では消臭技術を対象として,商品情報・特許情報の活用による技術動向把握,アンケート情報と特許情報の比較による顧客ニーズの推定,技術補完が期待される提携先候補の探索を組み合わせた情報解析手法を紹介する。

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@omochi_benrishi もう5年以上前ですが、WGでの検討内容をもとに論文執筆させていただきました。WGでは論文に執筆していない各種分析を実験していて、P&Gの海外商標の分析をしたこともあります。 https://t.co/TNroseGpsl
顧客ニーズに即した技術開発に資する情報解析手法:消臭技術を対象としたオープンイノベーションの検討 https://t.co/UeAICshsZO "本稿では消臭技術を対象として,商品情報・特許情報の活用による技術動向把握,アンケート情報と特許情報の比較による顧客ニーズの推定,
「情報管理」2016年1月号 顧客ニーズに即した技術開発に資する情報解析手法:消臭技術を対象としたオープンイノベーションの検討 企業情報、商品情報、特許情報,アンケート情報等を組み合わせた情報解析手法を、高橋匡氏が報告します。 https://t.co/Qlud5QMiMA

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