著者
倉地 亮
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.690-700, 2018-01-01 (Released:2018-01-01)
参考文献数
13

近年,自動車はさまざまな機器と接続されることにより,新しい価値を生み出すことが期待されている。今後は自動運転に向けて,V2Xと呼ばれる通信機能の搭載が予想されており,ますますIoTとしての重要な位置づけとなる。しかしながら,一方で現在販売されている自動車の多くが,セキュリティー対策が不十分であることが指摘されている。このため,今後はセキュリティー強化が必要とされている。本論では,自動車を取り巻くIoTと情報セキュリティーの課題について概説する。

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@InsideCHIKIRIN セキュリティー対策を未だに経費として捉える経営者は多いです。 もはや品質と同列で扱うべき、セキュリティーホールは製品の欠陥です。参考までに自動車はセキュリティ規格が未だに策定中です。 https://t.co/1mvRlm9sx7
国立研究開発法人 科学技術振興機構のドメインで、「自動車を取り巻くIoTセキュリティーとその課題」というPDFが公開されてた。 https://t.co/O18TflxGxN
「情報管理」2018年1月号 自動車を取り巻くIoTセキュリティーとその課題:自動運転,車車間,路車間のV2Xに関するセキュリティーを中心に 車車間通信(V2V)などのV2X技術は脅威にさらされている。現状を解説し今後について考察する https://t.co/YR4ScEnyTQ https://t.co/UOJxS6uImS

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