著者
大谷 卓史
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.335-338, 2017-08-01 (Released:2017-08-01)
参考文献数
11

インターネットという情報の巨大な伝送装置を得,おびただしい量の情報に囲まれることになった現代。実体をもつものの価値や実在するもの同士の交流のありようにも,これまで世界が経験したことのない変化が訪れている。本連載では哲学,デジタル・デバイド,サイバーフィジカルなどの諸観点からこのテーマをとらえることを試みたい。「情報」の本質を再定義し,情報を送ることや受けることの意味,情報を伝える「言葉」の役割や受け手としてのリテラシーについて再考する。第3回は,伝承の匿名空間とでも呼ぶべきインターネット上に流布される「虚偽情報」にだまされないための方法はあるのか,を考える。

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「情報」とはなにか 第3回 ■情報×虚実:インターネット上の虚偽情報とどう付き合うか https://t.co/WNUJQF5vzt
2017年8月号『情報管理』では、リレー連載「情報とは何か」でも執筆の機会をいただきました!「情報×虚実:インターネット上の虚偽情報とどう付き合うか」。身辺雑記風のなにかも含有です。 https://t.co/9hqCaCMzDr
「情報管理」2017年8月号 連載 「情報」とはなにか:第3回 情報×虚実/インターネット上の虚偽情報とどう付き合うか 隔月連載でもおなじみの大谷卓史氏が自らの「幻の通り魔事件」体験を通してフェイクニュースとの付き合い方を考える https://t.co/K93MtFD66e

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