著者
小山 貴士 赤坂 竜一 大野 勘太 友利 幸之介
出版者
一般社団法人 日本作業療法士協会
雑誌
作業療法 (ISSN:02894920)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.435-445, 2023-08-15 (Released:2023-08-15)
参考文献数
56

認知症患者および軽度認知機能障害患者を対象としたリハビリテーションにおける目標設定に関する既存の知見を,スコーピングレビューを使用して分析した.PubMed,MEDLINE,ProQuest,CINAHL,Web of Science,Scopusから得られた33編の適格論文を精読した結果,意思決定支援ツールや介入パッケージ・理論を適応させる研究や,介護者の関与を促進させる研究が抽出された.しかし,重度認知症患者を対象とした報告は限定的であり,今後は重度認知症患者に対する目標設定のさらなる検証や,認知症特有の意思決定支援ツールの開発の必要性が示唆された.

言及状況

外部データベース (DOI)

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『作業療法』2023 年 42 巻 4 号 p. 435-445 [原著論文]認知症と軽度認知機能障害患者のリハビリテーションにおける目標設定に関するスコーピングレビュー https://t.co/ohEX4B13fq

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