著者
馬場 信行
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.357-364, 2017-10-25 (Released:2017-10-25)
参考文献数
32

本論は、京浜電鉄が明治後期から昭和初期まで開発し、その後引き続き所有、管理、運営した羽田穴守海水浴場および周囲付属施設を対象として、文献調査に基づき、その運営実態と招致戦略の解明を目的とする。分析の結果、京浜電鉄は運営に試行錯誤を繰り返しながらも、明治後期から30年以上継続して海水浴場を維持し、多くの客に一日の遊楽を提供し、庶民の行楽の一環としての海水浴文化の定着に大きな役割を果たしたことが明らかになった。また、新社会層の女性や子どもが楽しめるように配慮した集客戦略は、化粧品という当該社会層を意識したサービスを提供した堀越商店のノウハウを取り入れながら、次第に施設や設備を洗練させていったことが判明した。

言及状況

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@nishinatiri 海水浴場については気が付いていませんでしたが、ネットで調べてみたら羽田穴守海水浴場というのがあって、下記論文に詳しく出ていました。 https://t.co/CC9PlCaLO9)%E3%80%82
海水浴場に化粧品会社が提携する、今で言うところのネーミングライツみたいなのも大正時代からやってたんですね https://t.co/OSbF0m8N9S

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