著者
向居 彰夫 岡本 昌三
出版者
日本繁殖生物学会
雑誌
家畜繁殖研究會誌 (ISSN:04530551)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.19-21, 1959-07-10 (Released:2008-05-15)
参考文献数
4

MARDEN(1954)の報告に基き電極(直径4.7cm,長さ33cmの木製円柱の周囲に幅0.85cm,長さ27.5cmの4枚の銅板を90°の間隔ではめ込み,相対する銅板を同極となるよう接続する)及びパルス発生装置(パルスの周波数及び電圧を0~70c/s,0~10Vの連続可変とした最大出力約7W,インピーダンス6~10Ω)を作り25~30c/sの電流を用いて2秒通電,1秒切断を反復しながら電圧を0.7V程度から牛体の反応に応じて徐々に上昇させると,0.7~3.2Vでペニスが勃起し,3.9~6.4Vで射精が開始され,更に数回の反復刺戟によつて良好な精液を得ることに成功した。

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