著者
俵 道和 田中舘 悠登 本間 一也 呉 承寧
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:24366021)
巻号頁・発行日
vol.79, no.7, pp.22-00213, 2023 (Released:2023-07-20)
参考文献数
21

早強ポルトランドセメントおよび高炉スラグ微粉末を用いたペーストにCaO·2Al2O3を混和することによってセメント水和物である水酸化カルシウムが反応してハイドロカルマイト族の水和物を生成し,外部から浸透した塩化物イオンを化学的に固定化する効果と,細孔空隙率を小さくする物理的な浸透抑制効果が確認された.これによってペーストの塩化物イオンの見かけの拡散係数が大幅に低減された.この効果について初期養生温度が60℃の場合は低くなる傾向を示したが,中性化を受けた場合はほとんど変わらなかった.

言及状況

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【土木学会論文集・新着】79 巻 (2023) 7号 ”早強ポルトランドセメントおよび高炉スラグ微粉末を用いたペーストにCaO·2Al2O3・・・” #建設材料と構造 早強ポルトランドセメントと高炉スラグ微粉末を用いたペーストにCaO·2Al2O3を混和した場合の塩化物イオンの固定化効果 https://t.co/j3zNDEbRpp

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