著者
俵 道和 二井谷 教治 芦塚 憲一郎 綾野 克紀
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
構造工学論文集 A (ISSN:1881820X)
巻号頁・発行日
vol.65A, pp.615-623, 2019-03-15 (Released:2020-01-27)
参考文献数
15

In this study, wheel load running fatigue test was conducted on a slab specimen produced with concrete replacing crush sand with blast-furnace slag fine aggregate. By comparing with the results of a similar wheel load running fatigue test on concrete using crushed sand, the influence due to the difference in fine aggregate for concrete was evaluated. It was confirmed that concrete using blast-furnace slag fine aggregate has enough fatigue durability compared to concrete using crushed sand. It was also confirmed that concrete using blast-furnace slag fine aggregate can be evaluated with the proposed S-N prediction formula by considering the effects of the main reinforcement and transverse reinforcement and sorting out the values from the past experiments.
著者
俵 道和 田中舘 悠登 本間 一也 呉 承寧
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:24366021)
巻号頁・発行日
vol.79, no.7, pp.22-00213, 2023 (Released:2023-07-20)
参考文献数
21

早強ポルトランドセメントおよび高炉スラグ微粉末を用いたペーストにCaO·2Al2O3を混和することによってセメント水和物である水酸化カルシウムが反応してハイドロカルマイト族の水和物を生成し,外部から浸透した塩化物イオンを化学的に固定化する効果と,細孔空隙率を小さくする物理的な浸透抑制効果が確認された.これによってペーストの塩化物イオンの見かけの拡散係数が大幅に低減された.この効果について初期養生温度が60℃の場合は低くなる傾向を示したが,中性化を受けた場合はほとんど変わらなかった.
著者
俵 道和 深野木 博文 仲子 大樹 安野 克彦
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.181-186, 2021 (Released:2022-02-01)
参考文献数
6

本技術は,プレキャストPC床版取替工事におけるコンクリート床版に高炉スラグ細骨材を用いることで,環境負荷低減と高い耐久性を併せ持つコンクリート構造物を構築するものである。本施工に先立ち,高速道路での実際の輪荷重を想定した荷重を載荷した場合の輪荷重走行試験を実施した。その結果,100年間使用する場合に必要な,輪荷重の繰返しに対する安全性が確保されていることが確認された。本稿では,高炉スラグ細骨材を用いたコンクリートの輪荷重走行試験の結果,ならびに現場施工の概要および実施工時に採集した試験体の耐久性試験の結果等を報告する。