著者
岡本 修
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集B3(海洋開発) (ISSN:21854688)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.I_73-I_78, 2013 (Released:2013-09-13)
参考文献数
8
被引用文献数
2

本報告では,東日本大震災が起こった際に,東北地方と関東地方の太平洋側の港湾に在泊していた船舶がどのような行動をとったかについて,詳細に調査しとりまとめている.船舶としては漁船やプレジャーボートを除く120隻について情報収集を行なっている.また,これらの船舶被害等に関する調査結果と実際に来襲した津波諸元との関係を調べ,いくつかの図表に取り纏めている. このほか,船社に対するヒアリング調査などから,東日本大震災を踏まえた今後の震災に関する教訓事項について取り纏めた後,今後港湾において津波時の船舶の安全性を向上させるための対策についても考察を加えている.

言及状況

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東日本震災のときのレポートもあった https://t.co/UpGFFxk7rw やっぱり余裕が残されている状況なら帰港するべきでない、プレジャーボートや船外機艇でもなるだけ沖に逃げて津波がブレイクする前に乗り越えて耐えるのがベストプラクティスっぽいのかな… https://t.co/afCrTLQODQ
これかなぁ → !pdf ですよ! 「東日本大震災時の港内船舶の被害実態 - J-Stage」(国立研究開発法人 科学技術振興機構) https://t.co/TuANkcwuyq

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