著者
高島 克幸
出版者
一般社団法人 日本応用数理学会
雑誌
日本応用数理学会論文誌 (ISSN:24240982)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.117-133, 2015-06-25 (Released:2017-04-08)

楕円曲線暗号は,Koblitz,Millerによって独立に1985年に提案されて以来,新たな応用を生み出しながら,現在まで発展している.本稿では,私が関わったトピックを中心にして,誕生30年を迎える楕円曲線暗号の進展を,数論アルゴリズム的な側面から振り返る.特に,スカラー倍算,ペアリング演算,同種写像計算という3つの一方向性関数と,それらに基づくDiffie-Hellman型鍵共有法に焦点を当てながらサーベイを行う.

言及状況

外部データベース (DOI)

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超特異楕円曲線間の同種写像については、このサーベイが分かりやすかった(全然分からん) https://t.co/UHDtJT6vwo
楕円曲線を用いた鍵の共有にも色々あるのだという事実を得た。でも楕円曲線は分からん。 https://t.co/A4LbjrT8gj
楕円曲線暗号の進展 https://t.co/TEOLeuV7JD

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