著者
石井 大輔
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.85-90, 2007 (Released:2007-06-27)
参考文献数
8

音楽著作物は歴史の中で次第に社会性を帯び大量消費されていくことにより,著作権制度自体に大きな影響を及ぼし,著作権を集中管理するためのシステムがつくられていく.本稿はフランスにおける,アンシャン・レジームから革命期を経て19 世紀にSACEM の設立に至る法制度的,社会的側面から音楽著作物の流通・利用と音楽著作権の生成,発展の過程を追う.そこでは楽譜出版の歴史,フランス著作権制度,音楽著作権の管理団体の勃興が取り扱われる.

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良い機会だったので著作権の歴史を学ぶか https://t.co/KgDgykCMz3
著作権についてのお勉強。 新しい技術の登場によって全く新しい市場ができたり流通、拡散の展開が変わったり。 https://t.co/H6INkn39gu
著作権をフランス革命で勝ち取ったことになってるがそんな単純な話ではないかと。石井大輔「音楽著作権についての歴史的研究—革命期から19 世紀のフランスを中心に—」 https://t.co/64AG8TsAVY 参照。 / “JASRAC、溜まった分配保留金で新事業…浅石理事長「トップランナー…” https://t.co/PWCt3PQ6jD
フランス革命以降、アーティスト達が如何にして自分達の権利を勝ち取ってきたか〜著作権集中管理システムの誕生まで。 https://t.co/3gLX517Nwg

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