著者
梶川 裕矢
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.177-180, 2008-05-23 (Released:2008-09-08)
参考文献数
8

本研究では,学術論文からの因果関係抽出におけるオントロジー利用の効果を検討する.まず,既存の概念モデルを統合した人工物オントロジーを提案し,妥当性の検証を行なった.結果,技術文書中の技術用語の90%以上が記述可能であった.次に,得られたオントロジーを用いて,学術論文からの因果関係抽出実験を行なった.抽出に用語間の共起関係のみを用いた場合に比べ,オントロジーを用いた場合,精度は有意に改善した.

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#オントロジーに基づく問題解決システム #因果モデル 因果関係やそれが時間軸要素をもったり、それにより状態変化が発生してイベントが発生するような場合、機械で言えば故障、人間で言えば病気、それが引き起こす合併症、更に処置に対する状態変化と副作用などを。対象ドメイン別にオントロジーとして纏めて各種意思決定サポートシステムを実現していくのは非常に意義がることと思う。それに関するいくつかのリンクシェアです ...

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