著者
西澤 正己 孫 媛
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.240-245, 2022-05-28 (Released:2022-07-01)
参考文献数
9

2003 年に「景品表示法」の新設等があり,これに伴って大学等の研究機関を第三者機関としたアカデミックマーケティングが行われることが多くなってきている.ここでは2015 年にスタートした機能性表示食品制度において2022 年3 月時点で届出のある5120 件中,機能性の科学的根拠として「最終製品を用いたヒト試験」が選択された274 件あり,この中で「販売中」となっている171 件の届出情報の根拠論文を予備調査した結果を事例調査とともに報告する.投稿先は上位3誌に70%が集中し,著者所属で大学等研究機関が関係するものは46.8%あった.

言及状況

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アカデミックマーケティングと学術研究の関連に関する定量的調査 -機能性食品届出情報の科学的根拠に関する事例研究- https://t.co/mWtljXqsl8 掲載誌の偏りが指摘されていました

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