著者
高倉 朋和
出版者
日本義肢装具学会
雑誌
日本義肢装具学会誌 (ISSN:09104720)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.71-78, 2017-01-01 (Released:2018-01-15)
参考文献数
32

研究をスタートする際に知っておきたい基礎知識として「EBMの概念」,「研究手法と研究デザインの分類」,「研究の流れ」について述べた.「研究の流れ」としては,まずクリニカルクエスチョン(CQ)があり,これが“研究の種”となって,“研究の骨格”たるリサーチクエスチョン(RQ)や研究の仮説へと発展する.この際にPICO/PECOを用いた“RQの構造化”やFIRMER/FIRM2NESS checkを用いた“RQのチェック”が有用である.“研究の設計図”である研究プロトコルをしっかりと練り上げることが研究の成否を握るカギとなる.研究成果を学会発表·論文報告として積極的に公表していくことにより,次の研究のステップへと発展していく.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (3 users, 3 posts, 1 favorites)

経験に基づく言語化されていないパターン認識https://t.co/OdHfZeNC0J
https://t.co/8ZON7crCEW これ思い出した https://t.co/gKB6fbpBMD

収集済み URL リスト