著者
丸尾 幸嗣 山下 敦子 飼沼 亨 小松 哲郎 田中 綾 山根 義久
出版者
獣医麻酔外科学会
雑誌
獣医麻酔外科学雑誌 (ISSN:09165908)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.15-18, 2002-01-31 (Released:2010-09-09)
参考文献数
5

高所落下症候群の猫2例を報告する。9および6ヵ月齢の若齢猫は6および7階から落下し, 左大腿骨遠位成長板骨折および右尺骨近位骨折・橈骨頭脱臼を受けた。受傷後, 全身状態の回復を待って, それぞれの骨折・脱臼の整復・固定術を実施した。予後はいずれも良好であった。今後このような症例は増えてくる社会背景があるが, 飼主への啓蒙により予防することが大切である。

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猫の高所落下症候群は侮れない。 高所落下症候群の37%は緊急治療が必要となり、10%は24時間以内に死亡する。 残りの90%も治療が必要で、胸部外傷が最も多く、頭部外傷、骨折、ショック、脱臼と続く。 運良く助かっても猫は痛い思いをするし、治療費も高額となる。 https://t.co/5PFYTRoXD7
怖いので 猫 高所 落下などで検索したが引っかかった論文がマンション6階とか7階とか https://t.co/bl5LseTxDh

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