著者
眞鍋 敬
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.400-401, 2008-08-20 (Released:2017-06-30)
参考文献数
4

酸と塩基(ルイス酸とルイス塩基)の親和性の傾向を理解しやすくする概念として,硬い酸・塩基および軟らかい酸・塩基という考え方が導入されている。一般に,硬い酸は硬い塩基と高い親和性を持ち,逆に軟らかい酸は軟らかい塩基と高い親和性を持つ。この考え方は,酸と塩基の熱力学的な親和性の理解だけでなく,反応速度の理解にも役立つものである。

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【化学と教育】誌より、 理化学研究所の眞鍋先生による「酸・塩基の硬さ・軟らかさ」と題した講座のご紹介です。 硬い酸・塩基および軟らかい酸・塩基という概念の説明と、その概念を用いた酸塩基の反応性の傾向について解説されています。 https://t.co/fHxoCivvcQ

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