著者
長岡 由記
出版者
全国大学国語教育学会
雑誌
国語科教育 (ISSN:02870479)
巻号頁・発行日
vol.91, pp.18-26, 2021-03-30 (Released:2022-03-30)
参考文献数
22

本研究では、国語科におけるローマ字学習の今日的な意義を整理した上でその課題について明らかにし、課題解決の糸口を示すことを目的として検討を行った。まず、国語科におけるローマ字学習の意義の変化について、学習指導要領の変遷を辿りながら整理した。次に、英語教育やコンピュータの入力の視点から指摘されているローマ字学習の課題を取り上げ、①訓令式を中心に指導すること②複数のローマ字表記の扱い③国語科と外国語科(英語科)との連携のあり方④国語科におけるローマ字入力学習の範囲という4点において課題があることを明らかにした。最後に、国語科におけるローマ字学習の指導内容を明確化した上で英語科との連携をはかることや、ローマ字綴りの理解と関連させたローマ字入力法の指導法の開拓の必要性などについて言及した。

言及状況

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児童が英単語をローマ字読みするという問題についてよく考えいます。こちらの論文がとてもよくまとめられています。まとめの(1)には「日本語の音が子音と母音の組み合わせで成り立っていることを理解することに資する学習であること」と書かれています。 https://t.co/ewCMCtfnC1

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