著者
船本 大智 大橋 一晴
出版者
一般社団法人 日本昆虫学会
雑誌
昆蟲.ニューシリーズ (ISSN:13438794)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.3-18, 2017-01-05 (Released:2019-01-05)
参考文献数
118

植食性昆虫は,自由摂食,虫えい食,潜葉,種子捕食といった多様な摂食様式をとる.摂食様式の進化的な転換は,植食性昆虫の適応放散において重要な役割を果たす.我々はこの総説で,植食性昆虫において摂食様式を多様化する要因や,摂食様式の転換パターン,それぞれの摂食様式のコストと利点,摂食様式の転換に関連した形質の変化について議論する.特に虫えい食と潜葉への転換に注目し,それぞれの摂食様式の適応的意義に着目した既存の仮説について議論する.最後に,この研究領域において今後行われるべき研究を提案する.

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@raptorial_owlet 植食性昆虫における適応放散 https://t.co/eBIBEmCpIM こういうの見つけました。共生細菌はボルバキアで,サイトカイニンを合成しているらしい,と。
植食性昆虫における適応放散:機能摂食群の進化的転換のパターンとメカニズムに着目して https://t.co/eBIBEmCpIM >ホソガ科のキンモンホソガ属Phyllonorycterの1種では,共生細菌のボルバキアがこのサイトカイニンを合成す るらしい

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