著者
松田 映二
出版者
計量国語学会
雑誌
計量国語学 (ISSN:04534611)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.299-314, 2018-03-20 (Released:2019-07-31)
参考文献数
19

電話調査は,公的な名簿や電話帳を利用して調査対象者を選ぶ方法で始まった.電話帳に番号を掲載しない人を捕捉できなければ,調査ができず調査結果が偏るから,電話番号を乱数発生(RDD)させる方法に移行した.携帯電話番号も対象にして調査をすれば,携帯電話だけ所持する若年,中年層の多くも捕捉できる.ただし,携帯電話への調査は,回収率がとても低く,日本においては番号に地理情報が付加されていないという欠点がある.本稿は,電話法の利用に資する判断材料を提供する.

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@zero_world1 論文を読みませう
あくまで目安であって理論上も正確なものではないことには注意が必要かと思われます。 https://t.co/tr37EA5OYj https://t.co/LgkdunxoVA https://t.co/NJ3BAkqX2r etc 様々に既存の知見はあるはずですが、
それは産経に限らないのでは。 それにそこは批判のポイントになるのか。 https://t.co/RjRo0OCbgB

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