著者
土橋 邦生
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.108, no.6, pp.1119-1127, 2019-06-10 (Released:2020-06-10)
参考文献数
9

喘息有症率は,小児では減少傾向が見え始めたが,成人では増加傾向にある.厚生労働省の患者調査によると,入院患者数は減少が続いているが,外来患者数は依然横ばいであり,2014年,総患者数はむしろ増加した.吸入ステロイド薬の使用とガイドラインの発行により,喘息死の数は順調に減少し,2016年には1,454人となり,1,500人の大台を割ったが,死因統計分類の変更のためか,2017年には1,794人と増加に転じた.65歳以上の高齢者の割合も90%を超えた.

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【参考となるリンク先(2つ)】 日本の気管支喘息による死亡数の推移がまとめられています。 気管支喘息の疫学:有症率・死亡数の推移 https://t.co/MiXwZXPUlo 気管支喘息の疫学: 現状と近未来 https://t.co/6qW3rI1twS #旭中央 #救命救急センター #ジャーナルクラブ #Journalclub #勉強会
https://t.co/G7CrfcZmbs
・新型コロナは、インフルエンザより周囲への伝播性が高く、感染するとウイルス性肺炎を起こしやすく、つらい思いをされている方も多いこと 喘息だけでもかなりの患者数がいる現在、公衆衛生は大事という話。後遺症もこれからどんどん解明されていくでしょう。 https://t.co/wgFCS9YH93
知らんかったけど、喘息って小児は減ってるけど、成人になってから発症する人数は増えてて、死亡も多いんだね とはいえ「高齢者」が死亡率高いんだろうが、ストレスとかで成人になってから発症するって知らなかった https://t.co/obZn7Fdly2
「喘息患者数が何年ごろから増えたのか知りたくて患者数の年次推移を検索したのですが、欲しいものは見つかりませんでした。 1987年からの図2が多少参考になるかと思います。 【特集 喘息管理のUp-Dete「疫学:有症率・死亡数の推移」】 https://t.co/r6Mfh7FdVG
@inazumatakaou 火力発電が有害である事を前提に電力問題を考えていただけるならそれで結構ですよ。 喘息患者さんは増えてはいるみたいです 「2014年の総患者数はむしろ増加しており」 https://t.co/Ey44NwBsZo https://t.co/Lq37rmU8mY
「喘息患者数が何年ごろから増えたのか知りたくて患者数の年次推移を検索したのですが、欲しいものは見つかりませんでした。 1987年からの図2が多少参考になるかと思います。 【特集 喘息管理のUp-Dete「疫学:有症率・死亡数の推移」】 https://t.co/r6Mfh7FdVG https://t.co/Bwz8iNtGpq
@danielchannel 喘息による死者数のデータおつけしておきますね。 https://t.co/kLXeewed7c https://t.co/OmJJUh2ZyI
https://t.co/uEzv7ZDT6A 喘息の人口あたり死亡率とかはたしかに急速に下がってんだな…(=昔は突発的に死んでた)
少なくない数の喘息患者が毎年風邪に怯えながら生活してるけど、それでも「私に風邪をうつさないためにみんなマスクして黙食してください!」なんて訴えたことなかったよ。 #子どもたちに以前の日常を https://t.co/XxivZUOFkW https://t.co/JPSWigx9O5
喘息死は吸入ステロイドの普及(例:1993年)とともに減っているのがわかりますφ(..) 内科学会雑誌.108(6):1119-1127,(2019) 「疫学:有症率・死亡数の推移(喘息)」 https://t.co/W35WSA36F5

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