著者
堤 久 大田 雅嗣
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.95, no.10, pp.2021-2025, 2006-10-10 (Released:2009-03-27)
参考文献数
5
被引用文献数
1 or 0

加齢に伴い赤血球諸値の低下をみるが, 高齢者では貧血の定義を男女一律にヘモグロビン濃度11g/dl以下とするのが実際的である. 高齢者では, 自覚症状に乏しかったり貧血らしからぬ症状を呈することも多い. 貧血の原因としては, 消化管出血による鉄欠乏性貧血, 慢性炎症に伴う二次性貧血, 腎性貧血などが多く骨髄異形成症候群も重要である. 貧血の治療は原因療法が基本だが, 輸血療法を行う場合は心不全の予防などの配慮を要する.

言及状況

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赤血球は多いのに “貧血!! ”、一般の方が「エッ」と思われるのは当然だと思います。 しかし、貧血かどうかを判断するのは、赤血球の数ではなく、酸素を運搬する鉄分を含んだ血色素、ヘモグロビン(hemoglobin,Hb)の濃度で行ないます。血液 100ml (1dl) 中に何g のヘモグロビンが含まれるかで診断されます。WHO (世界保健機関) は男性13、女性12g/dl 以下を貧血と定義して ...

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堤久,太田雅嗣;貧血と多血症:診断と治療の進歩 Ⅲ.貧血の診断と治療 4.高齢者の貧血;日内会誌 95:2021~2025,2006 https://t.co/Z4pp7C9BDD 高齢者の貧血の原因と頻度、MCVとRetに基づいた鑑別方法など

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